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3ステップメソッドとは・・・ ①良いところを徹底して全て褒める ②その中でも特に良いところをさらに徹底して褒める ③最後に「しかし、ここを変えるともっと良くなる」とそこで初めて改善点を指摘する。 この方法で実際に成長を感じたスポーツ選手がいる。それは赤井英和。赤井さんは高校までは相当強かった。だから、コーチの話に全く耳をかさなかった。そんな赤井さんに世界戦を前にアメリカの有名コーチがつくことになる。そのコーチは赤井さんに3ステップメソッドによる教育をした。すると、それまでコーチの話に耳をかさなかった赤井さんが素直に指導を受けることができたという。そのとき赤井さんは「教育とは褒めることだ」と痛感したという。 このことを考えてみると現在、政府が取り組んでいる教育再生会議は間違っている。子どもをいじめる側といじめられる側に極端に分けるのはおかしい。いじめる側の子どももいじめられている。大人が自分にやってきたことを仲間にぶつけるのが「いじめ」。しかし、やさしい子は「いじめ」をすることが出来ない。だから、逃げる。つまり「不登校」。そしてもっとやさしい子は逃げることすら出来ない。頭や心はボロボロなのに体は疲れていない。これが精神疾患の症状。 現在、日本の学校でリストカッターがいない学校はない。それだけ多くの子どもが心を病んでいる。心を病んでいる子どもが救いを求めるものそれが「目に見えないもの」つまり、ケータイやインターネット。道具は使い方を間違えると奴隷にされる。今の子どもにケータイを一日貸せといっても絶対に貸さない。つまり、もう奴隷になっている。ケータイがなくなれば「不登校」の5割は解決する。なぜなら、ケータイやインターネットがなくなれば退屈でいられないから。 心を病んだ子どもたちはケータイやインターネットを通じて助けを求めようとする。それが、肉体狙いの男に一時の助けを求めることに繋がっていく。これが援助交際の図式。毎年、1万人以上の中高生が援助交際の被害にあっている。 子どもは不完全な存在だから子どもである。だから、過ち、失敗を犯す。これを攻め立てるのはあまりに惨いこと。先生がよく言う言葉は「いいんだよ」やってしまったことはしかたない。これからどうするか一緒に考えるのが本当の教育のあり方ではないか。 子どもに今猛烈な勢いで迫っている魔の手がある。それは麻薬。ちなみに全国で一番酷いのは大阪。もうレベルが違う。東京、横浜の逮捕者が100人であるのに対して大阪は2,000人。だから先生は活動の拠点を関東から関西に移そうと考えられている。 先生がどの講演に行っても話される一人の少女の話がある。その少女の名は「あい」という。「あい」は非行にはしった少女の一人で夜の街に身を染めていくことになるのだが、「あい」は夜の街であまりにも目立ち過ぎた。だから、同性の少女たちから嫉妬や嫉みを受け、暴走族の7人の男に輪姦される。それからはその暴走族の言われるがままに中高年の45人の男に体を売った。 「あい」は心がボロボロになるのと同時にそのときHIVに感染。それから、8ヶ月彼女は家出。その間、彼女は自分をHIVに感染させた大人を心底恨み全国各地の1000人近い大人にコンドームをつけずに体を売った。一人でも多くに感染させようとしていた。 その後、彼女はHIV発症。どんどん無残な姿になっていく。そんな「あい」が先生に最後のお願いをする。それは、十代の若い人たちに「人の本当の美しさは派手なメイク、派手な髪の毛、スカートの短さじゃない。その人のやさしさや思いやり心の中にあるものなんだ」と伝えて欲しいという内容だった。その後、彼女は痛みを和らげる為、モルヒネを投与されるが、麻薬に手を染めていたため体が薬物に対して耐性をもち、全くきかない。本当に地獄のような苦しみの中、死んでいく。 今、子どもをめぐる問題が起こるとすぐに大人は「学校は教育委員会は政府は何をやっているんだ。」という。しかし、先生はそういう大人たちに問いたい。「あなたたちは子どもに何かをしてあげましたか?」子どもたちが助けて欲しいのは、政府や教育委員会なんかじゃない。自分の身近にいる大人たちなのだ。 今、先生は8.3運動というものを実施している。8時と3時つまり登下校の時間。その時間に街に立って子どもたちに声をかける活動だ。これから、大阪の街が子どもたちと大人のやさしい挨拶で溢れることを期待している。
by seki_soken
| 2007-05-10 22:44
| 関よりひとこと
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