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今年読んだ本の中でも宮崎正勝著の「世界全史」と「世界経済全史」が面白かったので、「お金の話」をピックアップして書いていきます。 ● 投資も貯蓄も文化の影響を受ける。遊牧民は厳しい自然環境のもとで家畜に子供を産ませることで財産を増やした (羊の頭がキャピタルの語源)。他方、農耕民族は余った穀物を不時に備えて蓄えた。主な資産は土地等の不動産。このような背景から、農耕民族がいきなり投資能力を身につけることは元々不慣れ。 ● 大帝国を小さなコインが支えた。通貨は発行することで莫大な富が得られた。コインは取引・徴税・軍事費の調達を容易にした。国王は刻印でコインの品質と重量を保証し、「信用」を担保した。 ● ローマ帝国をはじめ、多くの帝国はコインの悪鋳によるインフレで滅亡している。皇帝が手っ取り早く富を得る手段として繰り返し利用されたからだ。(悪貨が良貨を駆逐)。 ● 資本主義以前の時代では、金貸しで利子を取ることは貧者の没落を招くとして嫌われた。ローマ帝国によって追放されたユダヤ教のユダヤ人は、例外として他民族に対する金貸しを認めた。ここに、ユダヤ人が世界史上代表的な金貸しになった理由がある。 続きます。
by seki_soken
| 2017-10-30 16:21
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