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老後資金を考える場合に最も安全で確実な投資は自分に投資することです。薦められた商品に投資することは、ハンドリングを他人に任せることになります。世の中が大きく変化するいま、甘い商品は特に要注意です。セールスはとかく手数料の高いものを売りたがりますので、金融機関からみておいしくない商品を購入するのが正解という事になります。セールスの人が「親切だから」とか「優秀だから」は禁物です。今の時代、うまい話はありません。 最後に、国の政策による資産リスクも考えておかなくてはなりません。インフレで国債を減らすことと、デノミで新円に切り替えることです。その際のリスクに備え、1年分の生活費相当分のドル資産や金の購入を考えておくのも一法です。 いずれにせよ、老後の資金計画は早めにスタートし、準備をしておくことに尽きます。まさに備えあれば憂いなしです。 #
by seki_soken
| 2017-09-25 08:45
| 関よりひとこと
続いて、事例を見てみます。 【安心金融資産投資の一例】 自己資金3,000万円の運用事例をご説明します。 まず、元本保証の安全資産に50%、多少リスクをとってもいい投資資金に50%配分します。元本保証のもので一般的なものは銀行の普通預金と国債です。ご存知のとおり、銀行預金は1行あたり1,000万円がペイオフで保証されています。国債の中では変動型10年満期国債 (略して変動10) がお薦めです。変動金利なので金利が変動しますが、下限は0.05%に設定されていますので、現在は他の定期預金等と比較しても有利です。1年以上保有していれば中途解約も可能ですし、もちろん元本100%保証つきです (詳しくは財務省のホームページ参照)。 さて、リスク資産ですが、10年以上長期複利で運用し、安い運用コストを考えるなら上場投資信託ETFはどうでしょうか。ETFには外国市場と連動したものと国内市場に連動したものがあります。より積極的な投資に興味のある方は、前者の海外ETFを取り入れてもいいですし、最初は国内・国外半々でスタートしても良いと思います。小額にはなりますが、NISAでこのリスク資産を運用するのもお薦めです。制度の対象期間中は売買益は非課税になるからです。 #
by seki_soken
| 2017-09-19 08:43
| 関よりひとこと
前回の続きです。 【投資の基本原則】 投資の三原則は①三分割法、②複利で増やす、③運用コストを下げる、の3つです。 ①は昔から「卵を同じかごに入れるな」という格言の通り、資金を1つに集中せずに3つに分散することです。例えば「元本保証のもの」と「元本の保証はないが比較的リスクのとれる商品」を選ぶことがコツです。また、この中に不動産投資も入ります。 なお、現在シニア世代の間では、毎月分配金を受け取る「収益分配型の投資信託」が人気のようですが、本質は蛸配当と同じで、自分の足 (資金) を食っているのと同じですのでご注意ください。 ②はアインシュタインが世紀の大発見と絶賛したお金持ちへのパスポートです。 ③は自分の資産の利回りをより確実にする要素になりますので、とても重要です。 【投資の原則:運用のコストを下げる】 マイナス金利の今、銀行をはじめ金融機関は手数料の高い商品の販売に注力しています。例えば、「アクティブファンド」といわれる、購入時に3%の手数料、運用管理手数料として毎年1%以上かかっている投資信託も多く見られます。かたやインデックスファンドは日経平均やTOPIX(東証一部銘柄)と連動の上場投資信託ETFの場合、購入時手数料は0.1~0.2%程度と運用管理コストが低く抑えられます。 さらに、商品を購入する場合ネット証券を活用すれば売買手数料が低く抑えられます。数百万円の売買なら、手数料はわずかに数百円です。 #
by seki_soken
| 2017-09-11 08:42
| 関よりひとこと
先日、「65歳で退職する社員の老後資金の計画について話をしてくれないか」との依頼を受けて講演してきました。そのエッセンスをご紹介します。 【老後の不安とリスクの捉え方】 老後の不安は家庭の事情等で一人一人違うと思いますが、共通する悩みは ①老々介護、②認知症、③相続税、④争族 (遺産分割で) 、⑤空き家問題、そして⑥老後資金の確保、のようです。「不安」は将来の見通しが立たない状態です。認知症は自分がいつ発症するかわかりません。また、何歳まで生きるか誰もわからないので、手許に預金があってもこれで足りるのかどうか不安になります。 老後資金が不足するかどうかの不安解消のヒントが、自分が想定する寿命までの月数です。例えば65歳の人が90歳まで生きると仮定したならばあと25年、これを月数になおすと300ヶ月生きることになります。手持ち資金が3,000万円あれば、300ヶ月で割って月10万円です。65歳から厚生年金が月22万円給付されると仮定すると、この手持ち資金の10万円を加えて32万円で生活することになると考えると、その金額が多いか少ないか実感できます。 この考え方は、例えば先ほどの手持ち資金の3,000万円を運用する場合のリスクの捉え方についても応用できます。3,000万円のうち半分を元本保証のないリスク資産 (投資信託) に振り分けたと仮定します。その投信の過去のチャートを見ると当然山あり谷あり上下していますが、値上がり時は最高40%値上がりし、値下げ時は30%へこんだものの平均して3%前後の利回りの投信だったと仮定します。1,500万円の30%は450万円の損失です。この450万円を300ヶ月で割ると15,000円という事になります。月32万円の生活費が、損失のために15,000円減り、それ以後の生活費は305,000円となります。このマイナス15,000円が生活する上で支障がなければ、この投信を続けても良いことになります。 ポイントは、リスクを自分の一月当たりの生活費の増減額に変換することです。これは、日本国の借金1000兆円がピンとこなくても、1000兆円を国民一人当たりに換算すれば約830万円となって、重みを実感できるのと同じです。 #
by seki_soken
| 2017-09-05 08:49
| 関よりひとこと
空き家の対策の一例です。 【 ホームインスペクター (住宅診断士) の活用】 ズバリ専門家による「お墨付き」をもらうことです。いつごろ、どこの箇所にどのくらい修繕費がかかるのか、あと何年くらい持つのか、住宅の劣化の具合、欠損箇所の有無等をアドバイスしてくれるので安心です。米国では取引全体の70~90%の割合で利用されており、取引時の常識となっています。ある程度の費用はかかりますが、早く、高く、安心して売りたい人は是非、活用しましょう。 【リバースモーゲージの活用】 「リバース」とは「逆」の意味で、「モーゲージローン」は不動産を担保にした借入のことです。住宅ローンは最初に借りて毎月返済するのに対し、リバースモーゲージは死後にまとめて返済するので「逆住宅ローン」ともいわれています。老後の貯えに手をつけないで、空き家をリフォームし賃貸に回したい人、老後の家計に余裕を持ちたい方にお薦めです。銀行でも取り扱っているようですが、「住宅金融支援機構」がお薦めです。当然デメリットもありますので、住宅金融支援機構のホームページ等でチェックしましょう。 【空き家解体ローン等の活用】 空き家を解体して売却したい人や、昭和56年以前の旧耐震基準住宅の耐震工事を含むリフォームを考えておられる方は、利用をお薦めします。 【3,000万円の特別控除】 いわゆる空き家の3,000万円控除制度です。2016年の税制改正で、相続した空き家を3年以内に売却した場合、3,000万円の特別控除が受けられます。2019年末までの期間、売却額1億円以下等の要件がありますので、詳細は税理士等にご相談ください。
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by seki_soken
| 2017-08-28 10:09
| 関よりひとこと
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