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関総研は永田町に東京事務所を開設しています。東京は会計事務所間の競争が激しいですが案件は大阪に較べて数倍あります。又、株式上場やM&A、組織再編等の相談が多いのも特徴です。今回は、特に多い株式の上場について考えてみます。
<上場のメリット> ①市場から資金調達できる ②いい人材が採用できる ③創業者利益が獲得できる <上場のデメリット> ①情報開示義務が増大する ②管理コストが増大する ③M&Aされるリスク ①上場準備(人件費除く) 1億円+αかかると思ったほうが良い。特に、最近は内部統制の整備費用が バカにならない。 ②上場コスト 2000万~3000万円+証券会社引受手数料5~8% ③上場後 3000万~5000万円 このように、かなり高くなって来ます。これらをコストと考えるか資金調達の為の 投資と考えるかで評価が分かれます。 上場する際に会社としての資金調達とオーナー個人の創業者利益をいくらにするかを決める必要があります。資本政策をしっかり立てないと失敗したら後戻りできない怖さがあるからです。上場時の株主構成は経営者の考え方次第で決まります。上場前は、経営権の確保を優先すべきであり、最低過半数は確保したい所です。 株式上場は社長の夢ですが、以上のごとくメリットとデメリットがあります。上場を考えておられる社長は、事業計画を通じて将来にわたって継続的成長が望めるかの確認と、資本政策を通じて経営権と資金調達のバランスがとれるかを確認して意思決定することが肝要です。
by seki_soken
| 2008-03-15 00:00
| 経営
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