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1、はじめに 出来る人は他の人よりも総合的に出来る人ですが、グローバルな今の時代に本物の 勝ち組になるためには「すごい社員」になる必要があります。「すごい社員」とは本物の プロを意味します。本物のプロの意識を持った人です。著者は公認会計士事務所を開 設して29年になりますが、過去2人の該当者がいました。今回は、その人達の共通点 をいくつか紹介したいと思います。 2、「すごい人」の共通点 ①すきま時間、移動時間の使い方がうまい すきま時間、移動時間は一人になれる貴重な時間です。だれからも邪魔されない大切 な時間を有意義に使えない人はプロにはなれません。現代はものすごい勢いでビジネス 環境が変化しています。ベテランの人は新人に比べ経験や知識があるので当初は仕事 が出来ます。でもこのすきま時間、移動時間に勉強や情報収集をしている新人に、やが て追いつかれ追い越されます。仕事中に仕事をするのは当たり前です。差がつくのはつ いつい無駄にしてしまうすきま時間、移動時間の使い方です。「小さい事の積み重ね」が、 やがて大差となるからです。 ②電話は3分以内に終える 仕事の出来ない人は例外なく長電話をします。仕事の電話は3分以内で十分です。用 件を伝え、相手の話を聞くのに余程のことがない限り、3分以上は不要です。2人の内の 1人A君の言葉が懐かしく想い出されます。曰く「電話のかけ方を聞けば、その人がどれ くらい仕事が出来るかわかります。電話を要領よくかけられる人は仕事も出来ます。ヤ ル気も抜群です。」と。まずは結論を先に言うこと。仕事で重要なのは課程よりも結果で すから。 ③速く歩く 仕事が速く仕事をテキパキとこなす人は例外なく歩くのも速い。「そんなバカな!」と 思う人は、出来る人を観察してみて下さい。歩く姿から気合を感じると思います。逆に口 先だけで要領よく仕事をしている人の歩き方も観察してみて下さい。例外なく遅いことが 分かります。歩く速さや姿勢にその人の仕事に対する考え方や価値観が出てくるから 不思議です。 ④メモ魔になる 忙しい人ほどメモをとります。出来る人ほどメモをします。いつでもどこでも関係なくで す。いいアイデアほどあっという間に記憶から去っていくものです。人はゆっくり考えら れる状況よりも、日中の忙しい時の方が様々なアイデアが出てくるものです。まさに「 記録に勝る記憶なし」です。2人共私の話を聞いている時、必ずメモをしました。聞き手 はポイントをつかもうとして内容を一生懸命理解しようとします。又、話す方も一生懸命 メモをとる姿を見て、さらに力を入れて話そうとします。そして、メモが終わったら必ず 確認をしました。メモ魔の人は、同じミスや失敗を二度と繰り返すことをしません。 ⑤期日を設定する 目標を達成できる人とそうでない人の差は何事にも期日を設定しているかどうかです。 期日をつける人は、今日やるべきことを明日に持ち越しません。何故なら、明日はやら ねばならないことが多く出てくることを知っているからです。彼らは一度やると決めたら まず一つ一つ片付け、作業が終わるごとに仕事の優先順位を確認していました。一日 で出来ることは限りがあることを知っていたからです。 3、おわりに 以上挙げてみましたが、仕事の出来る人とそうでない人との決定的な差は、一つの仕 事を終えた後、書類や資料を「ファイリングする習慣」があるかどうかです。仕事の速い 人は新しい資料等を使ったら、使用直後、保存が必要と判断したら即座にファイリング します。そして、ファイルの内容がすぐに分かるようにファイル名をつけます。その上、 置き場所も即とり出せるようにあらかじめ決めたルールにもとづいて置く習慣を身につけ ています。逆に仕事の遅い人は、即ファイリングする習慣がありません。だから書類や 資料がどんどんたまっていきます。その結果、いつも書類や資料を探し回ることになり、 探し回る時間的ロスはとてつもなく大きくなります。例えば、一日30分探すロスタイムが 発生すると仮定すると、月平均20日働いたとして年間240日となりますので、120時間 損をしたことになります。一日8時間働くとして何と、年間15日は仕事をしないで書類や 資料を探し回っていることになります。これからの仕事術として、新しい情報、資料も入 手したら将来必要かどうかを判断し、そうでないものは捨てる判断がとても大切になり ます。昔から言われているように、整理・整頓・清掃の3Sを徹底していくことが、結果的 に「出来る社員」を育てるコツになります。
by seki_soken
| 2007-06-14 17:50
| 採用・スタッフ
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