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2013年、女性のうち4人に1人は95歳まで生きる世の中になったとの報道がありました。今や日本は"長生きリスク"社会になったといえます。長寿社会のリスクは、①更なる長寿化、②年金の減額、③インフレの進行、④金利の抑制、です。 65歳以上の高齢者1人に対し、15歳~64歳の生産労働人口は、1970年9.8人から2015年には2.3人になり、2050年には1.3人で1人を支える社会になるとの予測があります。 今回は、2017年に大幅改正される「確定拠出年金 (以下"DC")」の有効活用が老後資金の不安解消の一助となると思われますので、紹介します。 確定拠出年金 (DC) とは、公的年金に上乗せされる年金の1つです。 「企業型DC」と「個人型DC」がありますが、2017年は後者の「個人型DC」が大きく変わり、現役世代のほとんどの人が加入できるようになりました。 加入する場合は金融機関 (銀行、証券会社、保険会社) から運用先を選択します (国民年金基金のホームページ参照)。「運用コスト」(口座管理手数料、信託報酬) を調べて、ある程度安価な運用先を選ぶのがコツです。 次回は、DCのメリットを考えてみます。
by seki_soken
| 2017-03-27 09:20
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