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今回は、ドラッガーやハロルド・ジェニーンの本を読んで、これからの日本が参考にしなければならない点をまとめてみたいと思う。 1,000兆円を超える国債を発行し続けても、日本経済は未だに停滞から脱出できていない。国民が怠けているからか。ドラッガーは、あらゆる問題は人の問題ではなくシステムにあるとし、日本のシステムの何に欠陥があるのかを指摘している。 【老廃物は捨てなければならない】 インサイダー (系列) 社会の日本。経団連、連合、農協がその代表格。成長期の子供には栄養が必要、成長企業には資金が必要だ。支援体制が不十分な日本は、新規企業参入率がOECD加盟国中最低となっている。各種補助金、金融緩和は「ゾンビ企業」を温存し、結果として日本の生産性は米国の6割程度となっている。その原因は競争が制限されているから。日本は依然として既存の秩序を死守することに注力している。 【日本再生のキーワード】 日本では、死に体のゾンビ企業が多く生き残り、新規参入した新しい企業が身代わりとなって撤退することを余儀なくされている。特に、海外競争にさらされない国内型企業は、手厚い補助金でかろうじて生き残った。 ゾンビ企業を守るよりも失業者のセーフティネットの整備が急務となるだろう。失業者の生活費支援、再就職のための職業訓練が中心。セーフティネットの整備で人員削減の規制も緩める事ができ、年功序列経営から成果主義経営に移行できる。少子高齢下の日本の再生は生産性向上にかかっている。生産性向上は競争によりもたらされることを、我々は知っておかなければならない。オープンで競争のあるビジネス環境とルールの整備が鍵だ。 【医療界について】 今後の医療界はサービスの質と効率性の確立が求められる事は間違いないと思う。具体的には、拠点病院やクリニックがネットで結ばれ、ドクターはどこからでも患者の診療記録にアクセス可能となるので、投薬・検査等の無駄の排除が一段と進むことになりそうだ。さらに混合医療の導入で、基本的医療が公的保険の適用、その他は民間保険でカバーする体制になると思う。結果として競争を促す仕組みや、透明化の進展で、医療界も大きな変革を迫られることになるのではないかと危惧している。 ネクスト・ソサエティと日本復活 その1 (当記事)
by seki_soken
| 2016-10-17 12:50
| 関よりひとこと
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