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今や日本は非婚・離婚が急増。死別されたまま再婚されていない方もいらっしゃいます。昔は、年をとったら子や孫と暮らすのが当たり前とされていましたが、今は高齢者の独り暮らしのほうが当たり前となりつつあります。 1980年(昭和55年)当時子や孫と一緒に暮らす割合は50.1%でしたが2014年(平成26年)には13.2%まで減少しています。国立社会保障・人口問題研究所の2014年推計によると2035年には東京では65歳以上の44.0%が一人暮らしになるそうです。 また「やむなくひとり」ではなく「望んでひとり」と一人暮らしの意識も変わってきました。その中でいかに自分らしく老後を過ごし自分らしい最期を迎え、死後の後片付けをすればいいのでしょうか。 【自分らしく生きる】 1. 身体的自立・・・老化を遅らせる努力をして健康寿命を延ばす 2. 経済的自立・・・年金や貯蓄で暮らすことが出来るかどうか自分の生活設計をする。 3. 生活的自立・・・身の回りの事ができる又は委託する経済力と他人を家に入れる抵抗をなくす。 4. 精神的自立・・・自分の意思で物事を判断し、他人に流されることなく、自らの責任で行動する。 【不安に備える】 1. 一人暮らしを続ける工夫・・・体が不自由になったときに家事援助サービスを受ける。 自分の住む自治体でどのような制度があるかを知っておく。 2. 自宅を整える・・・まずは片づけをして利用できるスペースを広げる。 バリアフリーやトイレ・お風呂を使いやすく元気なうちにリフォームする。 3.住み替えの選択・・・呼び寄せ近居することや高齢者向け住宅への住み替え。 4.終末期医療・・・自分の答えを見つけておく。病状・余命の告知を誰と受けるか。 5.延命措置か尊厳死か・・・尊厳死の宣言書を作成し、かかりつけ医などに伝える。 6.蘇生措置を望むか望まないか・・・自分の意識がなくなる前に自分の意思を書き残し伝える。 7.死亡時の連絡・・・誰にいつ伝えるかのリストの作成。 8.お葬式・・・自分の葬儀の生前予約や生前葬。 9.お墓・・・無縁墓地にならないようにどこのお墓に入るか、又は合葬するか散骨するかなど。 10.遺品・遺産の整理・・・誰にしてもらうのか、誰に渡すのかを決めておく。 11.相続・・・配偶者、子供がいない場合は遺留分がないため遺言書の作成で自分の意思を完璧に反映させることが出来ます。 【自分の意思を誰に託すか】 身体の自由がきかなくなったときに、代理で手続きを行ってくれる契約を任意代理契約(生前事務委託契約)といい、判断能力が低下してからは事前に監督人制度のある任意後見契約を結ぶことで自分の希望に沿った生活を送ることが出来ます。まずは、自分がどうしたいのかをエンディングノート等に整理してみてください。
by seki_soken
| 2016-09-19 13:45
| 相続・贈与
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