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今回も日ごろ感じていることを記してみることにします。 消費税は増税が据え置きか 周知のとおり、2014年4月の消費税8%への引上げにより、日本経済は大きく落ち込みました。以前は私自身も、来年4月の10%への引上げを延期した方が良いと思っていましたが、4月に発生した熊本地震の状況を見て、今は、条件付で据え置くべきではないと考えています。以下理由を述べます。 (1)日本はこれ以上赤字国債を発行せずにプライマリーバランスを均衡して財政を健全化すべき時期に来ているからです。誰がみても、国と地方を合わせて1,000兆円の借金を、今の世代で完済するのは不可能です。結局子や孫の世代に負担を押し付けることになります。 今回の熊本地震は、日本のどこかで日常的に地震が発生することと対応の必要性を我々に教えてくれました。また、年々増加する医療福祉年金の財源確保も急務のはずです。 (2)増税に伴う軽減税率の適用に反対します。消費税率を1%上げると1.7兆円の税収増が見込まれるそうです。軽減税率導入で恩恵を受けるのはむしろ富裕層ですから、所得の再分配に逆行します。 ところで、税金には「よい税金」と「悪い税金」がある事をご存知ですか?良い税金は①簡素②中立③公平の3つの条件を具備しています。軽減税率は、本来簡素な消費税を複雑にし、付加価値税の西欧諸国でも問題視されています。むしろ、日本のみが採用している現行の「帳簿方式」を「インボイス方式」に改めるべきです。結果として今の消費税は益税と損益が発行し、本来、国庫に入るべき税金が業者の懐に入っています。特に医療機関には損税 (控除対象外消費税) の解消の方が先決です。 次回のテーマは「アベノミクス」です。
by seki_soken
| 2016-06-27 14:00
| 関よりひとこと
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