まだ寒さが残る3月半ごろ、大相撲大阪場所を見に行きました。最近何かと話題の多い大相撲ですので、応援の意味も込めての観戦です。
入り口近くには沢山の幟がたち、活気が感じられました。入り口を入るとすぐに、落ち着いた雰囲気の相撲茶屋が並んでいます。ここでは力士に会えることもあります。
中に入ると歴代横綱の名前が並んでいます。双葉山、大鵬といった昭和の大横綱や平成の名横綱貴乃花、おしん横綱隆の里、等の名前を見ながら、数々の名勝負を思いだしました。
取組が始まりました。しきりのゆったりとした動きにも緊張感が溢れていました。テレビで観戦するのとは違いすごい迫力です。皆、一番一番にひきつけられていました。
取組によっては沢山の懸賞旗がでました。最高は朝青龍・白鵬戦の51本だそうです。力士は懸賞金を受けとるときに「心」を描くように手刀を切るといいます。このやり方は昭和初期に活躍した大関名寄山が始めたといわれ、礼節を大切にする大相撲を感じさせるものでした。